先生の明日がちょっとでも明るくなればいい

教材研究や授業で使えそうなもの

宿題チェックを楽にするアプリ

小学校の宿題のチェックって大変じゃないですか?私は中学校で3年間教えた後小学校へ移動したので宿題チェックの大変さにドン引きしました(笑)

少しでも楽に宿題チェックができるよう試行錯誤した末に発見&導入したアプリの話

 

記事の内容

■ オススメアプリ

■ 使い方

■ 使った感想


おすすめアプリ

その名も『バーコードで提出物をチェック』

名前そのまんま(笑)

誰が出したか出してないか…一瞬でチェックできます‼︎画期的‼︎

 


使い方

事前の準備

■ バーコードを印刷する

4種類の宿題に貼れます。バーコード用のシールを買ってきて印刷!

 


■ バーコードを提出物に貼らせる

出席番号と対応しています。

 


これで準備はOK☆

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提出時の使い方

1.朝の宿題提出より前に机にiPadをセットしてアプリを起動!カメラでバーコードを読み取れるようにセット✨

 


2.教室に来た子どもから宿題をiPadで読み取り先生へ提出

 


3.先生はひたすら丸つけをする

 


以上。これでアプリを確認すれば誰が提出していないか一目瞭然なんです…!

 

 

 

使ってみた感想

 

いちいち名簿見てチェックするより遥かに早く済みます。提出物に番号で色別にしたシールを貼らせたり、チェック係を活用したりしていたのですがこのアプリが1番チェック漏れもないし早かったです。

 

ただデメリットとしては2つ。

□ バーコードの読み込み忘れが起きる

□ 抜け道がある

 

たまにバーコードを読み込み忘れるor上手く読み込めてないのに提出してしまう子がいます。読み込めたら画面がきちんと反応するので始めの使い方の指導を気をつければほとんど防げますが、やはり時々あります。この時にチェックした中から探さないといけなくなるので面倒だったりします💦

 

もう1つが、バーコードを読み込んで提出しないという抜け道があるということ。私も一度ありました。すぐに気が付きましたが…。そういう抜け道があるということも知った上で使った方がいいかなと思います。

 

できるだけ時短できるところはして、必要なところで時間を使いたいですよね!

もしよければ活用してみてください♪

火成岩ゲーム

中学1年生の地学…どうしても一方的に教えて丸暗記みたいになりませんか?火成岩の観察とかもするんだけどやっぱり覚えないといけない(暗記)の部分も出てくるんですよね~

それをなんとか楽しくできないかなと考えてできたのが火成岩ゲームです(名前に全くひねりがない笑)

 

記事の内容

□ 火成岩ゲーム教材

□ 教材の使い方

□ やってみた感想

 

 

火成岩ゲーム!

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はい、カードゲームですね!私は何度も使うのでラミネートしていました。これを使って1限遊ぶ(遊ぶって言っちゃった…笑)というよりは、火成岩の種類分けの学習後に10分くらいやったり、授業中の隙間時間とかにやらせていました。

 

教材の使い方

準備物

シート&カード(3~4人で1組ずつ)

ストップウォッチor時計

 

やり方

1.回答者、時間係、審判の役割分担をする

2.スタートの合図とともに、回答者が火成岩のカードを並べる

3.並べ終わったらタイムを覚えておくor記録する

4.答え合わせをする

5.グループ全員がゲームにチャレンジし、全問正解かつタイムが一番早い人の勝ち!

 

もちろんまだ覚えている段階であれば、制限時間内なら何度チャレンジしてもOKというやり方で使っても大丈夫です。慣れると5秒もかからずに並べられるようになります。

 

 

教材を使ってみた感想

5クラスで使いましたが、結構盛り上がりました!何度かやれば2~3秒くらいで並べちゃいます。あまりに早くてこっちが驚いてしまいました。

ただこれは覚える入口みたいなものなので、このゲームの後今度はカードなしで火成岩の名前を言えるかチャレンジした後、最後プリントなどで書けるところまでいくとほぼ覚えられます。このゲームだけだと選択問題でしか解けないですからね…。何度もやって思い出す作業をすることが大切だなーと感じました。

回答者が答えた後の答え合わせのやり方も工夫するといいのかなと思います。とくに指定していないとわかる子がパパっとここ違うよと並べ替えちゃったりするので…。一番は回答者の子が間違えたところをきちんと認識することが大切ですが、ほかの子も見ながら自分の中で答え合わせをすることで自分が答えていない時を覚える時間に変えられます。

ただ、表が逆のもの(粘り気が弱いものが左…みたいな)もあるので注意して下さい!使っている教科書に合わせるのがいいかぁと思います。

 

データを上手くupできなかったので、wordデータ欲しい方はお気軽にコメントなどで言ってください♪

 

 

 

漢字ドリル革命

漢字ドリルの指導って「書き方手本見せる→みんなで空がき→ドリルに書き込み→先生チェック」って一斉指導じゃないですか?

 

私もこのやり方でやってたんですけど、ずーっと「これで覚えれるか??」って疑問だったんですよね。自分自身が子どものとき漢字学習嫌いだったというのもあって。というわけで今日は漢字指導の話。

 

記事の内容

□ 自信作☆漢字ドリルチェック表

□ 漢字指導法

□ 漢字指導をやってみた感想

 

 

漢字ドリルチェック表

自作のドリルチェック表です。うちのクラスは『魔王を倒せ!』を合言葉に漢字ドリル学習を進めていました。進め方については後程…。

1学期のものはデータ紛失により(笑)2、3学期に使っていたものを紹介します。

 

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1ページごと合格するたびに色を塗ってくスタイルです。

早く強くなって魔王を倒すべく子ども達も燃えてました。

 

そして2学期は余力があったので(笑)他にも2パターンプリントを作り選べるようにしました。

それがコチラ↓

【料理人バージョン】

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 【魔法使いバージョン】

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ちなみに3学期はこんな感じ。

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漢字指導法

漢字の指導法に悩んでいた私を救ってくれたのがこの本!!


漢字は一斉指導じゃなくて、子どもにやりたいペースでどんどんやらせちゃうっていう指導法です。

大まかな流れとしては、

子どもが自分で1ページ漢字ドリルをする(取り組ませ方は全体指導)

休み時間や給食前などの隙間時間でドリルのチェック+問題を出す

クリアしたら次のページに進める

 

という感じです。詳しくは読んでください!

でも授業での指導だけでなく漢字の宿題の出し方も今までとは全く異なるので目から鱗間違いなしです。

 

漢字指導をやってみた感想

休み時間なども漢ドのチェックが必要になってくるので大変ではあります。でも、それ以上に子どもたちが楽しんで漢字練習ができるのでやる意味は大きいなと思いました。一斉指導では「やらされてる感」が大きかったのに対して、この指導法だと「自らやる」感じ…ですかね。ゲーム感覚でどんどん漢字にチャレンジしていけるので、クラスの漢字熱が高まるのを肌で感じました。やろうとしない子に対してのアプローチが難しかったりしますが、私はどうしてもやる気になれない子には期限を決めてチェックしていました。

この本の宿題のやり方もとても魅力的だったのですが、私の場合は隣のクラスと宿題を合わせなければいけなかったので挑戦できませんでした。この本の全部を取り入れることはできなくても、できるところからやるだけで子どもの様子が変わるのでやってみる価値は大きのではないでしょうか。やっぱり子どもが楽しく勉強できるのが1番かなと思います!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野草の観察

 

中1、小3、小4…他学年でも割とつかえます( ´∀` )

授業初めの4月や季節の植物の観察に。

 

ちょっとの工夫でとっても楽しい観察になります。下準備が少し大変ですが、観察カードを1度作っておけば毎年使えますよ♪

 

下準備

① 校庭のどの辺りで観察させるか大まかな場所決めをする

② 観察場所にある野草の名前を調べる

③ 観察カードを千葉中央博物館のサイトを使って作る

http://www.chiba-muse.jp/yasou/howto.html

班に1種類ずつあると便利です。私は6×6の32枚を作って常備していました

 

マジでオススメ! 

千葉中央博物館の野草カードの魅力

 

・カラーで見るポイントが分かりやすいのですぐに見つけられる

・野草の名前だけじゃなくたくさんの情報が載っている

・子ども達が食いつくのは『食べ方』の項目!

・見つけやすさなどのレベルも載っているので、見つけにくいものを見つけようと子ども達が燃える!

 

子どもの興味をそそる項目がたくさんあるのが1番の魅力だと思います。このカードがあるだけでグッと子どもの興味を引くことができます。本当に重宝しました…。作るのに時間はかかりますがその価値あります!ホントに!!

 

 

ざっくり授業内容

① 野草観察を行うことを伝える

② 班に分かれて野草観察を行う

③ 気づいたこと分かったことを交流する

 

授業作りのポイント

・目的を明確にする

たくさんの野草の名前を覚えることが目的なのか、自分の気になる野草について詳しくすることが目的なのか…ここを押さえて授業の流れを考えるといいと思います。

 

・観察時間の設定

時間配分は子どもの実態に合わせる必要がありますが、必ずタイマーや時計で観察時間は区切ってください。ダラダラやると間延びします。

 

・記録方法

iPadで写真を撮らせるのか、実際に採取して標本にするのか、スケッチをさせるのか、見つけた植物をチェックしていくようなプリントをさせるのか・・・記録方法を明確にしましょう。これは目的とも繋がってくると思います。

 

参考にですが…

iPadで記録→ロイロノートなどを使い自分だけの野草図鑑を作らせる

 

スケッチ→1〜2つの野草についてスケッチ、気づいたことを言葉で書かせる

 

標本→採取した植物をプリントに貼る(太めの透明テープを空気が入らないよう上から貼るとしばらくは綺麗な状態を保てます)

プリントに貼る方法を実践されてる先生がいて、標本作りをしてた時はこの先生の授業を参考にしていました↓

http://www.ons.ne.jp/~taka1997/education/science/index/index.html

 

 

どの方法もやったことがありますが、どれも面白いです。ただスケッチは時間がかかるので様々な野草に親しむことが目的であれば避けたほうがいいかなと思います。

観察は本当に下準備にかかっていると思います。楽しく興味を持って観察ができるよう頑張ってください!

 

質問などありましたらコメント欄など活用してくださいね♪

 

 

先生へエールを

先生って本当に大変だなぁ…

大学を卒業して5年間先生をやって思ったことです。

 

はじめまして。

へいです。2021年3月まで教員をやってました。中学校で3年、小学校で2年。

いっぱい挑戦していっぱい挫折して、楽しいことなんて一握りくらいだったように思うのに、辞めてみると楽しいことばかり思い出すので不思議です。

 

頑張って身につけたものや作った教材がもう日の目を見ないと思うと少し寂しい気持ちもあり、せっかくなので誰かに使ってもらえたらな。そんな気持ちからこのブログを始めることにしました。

 

今も頑張っている先生達にエールを込めて、ちょっとでも誰かの役に立てたらいいな…そんな風に思ってます。