先生の明日がちょっとでも明るくなればいい

教材研究や授業で使えそうなもの

野草の観察

 

中1、小3、小4…他学年でも割とつかえます( ´∀` )

授業初めの4月や季節の植物の観察に。

 

ちょっとの工夫でとっても楽しい観察になります。下準備が少し大変ですが、観察カードを1度作っておけば毎年使えますよ♪

 

下準備

① 校庭のどの辺りで観察させるか大まかな場所決めをする

② 観察場所にある野草の名前を調べる

③ 観察カードを千葉中央博物館のサイトを使って作る

http://www.chiba-muse.jp/yasou/howto.html

班に1種類ずつあると便利です。私は6×6の32枚を作って常備していました

 

マジでオススメ! 

千葉中央博物館の野草カードの魅力

 

・カラーで見るポイントが分かりやすいのですぐに見つけられる

・野草の名前だけじゃなくたくさんの情報が載っている

・子ども達が食いつくのは『食べ方』の項目!

・見つけやすさなどのレベルも載っているので、見つけにくいものを見つけようと子ども達が燃える!

 

子どもの興味をそそる項目がたくさんあるのが1番の魅力だと思います。このカードがあるだけでグッと子どもの興味を引くことができます。本当に重宝しました…。作るのに時間はかかりますがその価値あります!ホントに!!

 

 

ざっくり授業内容

① 野草観察を行うことを伝える

② 班に分かれて野草観察を行う

③ 気づいたこと分かったことを交流する

 

授業作りのポイント

・目的を明確にする

たくさんの野草の名前を覚えることが目的なのか、自分の気になる野草について詳しくすることが目的なのか…ここを押さえて授業の流れを考えるといいと思います。

 

・観察時間の設定

時間配分は子どもの実態に合わせる必要がありますが、必ずタイマーや時計で観察時間は区切ってください。ダラダラやると間延びします。

 

・記録方法

iPadで写真を撮らせるのか、実際に採取して標本にするのか、スケッチをさせるのか、見つけた植物をチェックしていくようなプリントをさせるのか・・・記録方法を明確にしましょう。これは目的とも繋がってくると思います。

 

参考にですが…

iPadで記録→ロイロノートなどを使い自分だけの野草図鑑を作らせる

 

スケッチ→1〜2つの野草についてスケッチ、気づいたことを言葉で書かせる

 

標本→採取した植物をプリントに貼る(太めの透明テープを空気が入らないよう上から貼るとしばらくは綺麗な状態を保てます)

プリントに貼る方法を実践されてる先生がいて、標本作りをしてた時はこの先生の授業を参考にしていました↓

http://www.ons.ne.jp/~taka1997/education/science/index/index.html

 

 

どの方法もやったことがありますが、どれも面白いです。ただスケッチは時間がかかるので様々な野草に親しむことが目的であれば避けたほうがいいかなと思います。

観察は本当に下準備にかかっていると思います。楽しく興味を持って観察ができるよう頑張ってください!

 

質問などありましたらコメント欄など活用してくださいね♪